一九九二年/メキシコ
この作品は、メキシコで一九九〇年ベストセラーNo.1のラウラ・エスキベルの小説を、夫のアルフォソソ・アラウが映画化したものである。
料理を通して自分の気持を食べる人に伝染させることができる末娘の恋を中心に、幻想と現実が入り交じったお話だ。
映像は物語を追っていささか目まぐるしいのだが、母親と娘三人の生き方を象徴的に描いているのだとわかると、
二女が革命家になるのも納得しながら楽しめる。
長女は父亡き後の母が支配する家の掟を何の疑間もなく踏襲し、母の言うままに末の妹の恋人と結婚してしまう。