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    <title>くじけそう…orz</title>
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    <updated>2011-08-10T01:52:48Z</updated>
    <subtitle>こんなときは誰かの名言に頼るべき？</subtitle>

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    <title>問題行動とはなにか</title>
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    <summary>Fさんは入園してから数年は、いわゆる「問題行動」が続いた。 夜、眠らないのです。...</summary>
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://bugtech.net/">
        <![CDATA[<p>Fさんは入園してから数年は、いわゆる「問題行動」が続いた。</p>

<p>夜、眠らないのです。</p>

<p>大きな声で歌を歌う。</p>

<p>隣の老人が「うるさいね」と注意すると、「うるさいのはお前じゃ」と言い返す。</p>

<p>ときにはひどく興奮して、幻覚めいた症状さえ出てくる。</p>

<p>「お父さんが来とる、呼んできてくれー！」と怒鳴ったりするのです。</p>

<p>当然、同じ部屋の老人はもちろん、他の部屋からも苦情が出る。</p>

<p>なにしろ、夜問の物音は、廊下を伝わって老人ホーム中に響き渡るのだから。</p>

<p>こんなときにはまず、職員が他の老人に謝る。</p>

<p>そして、対応を考える。</p>

<p>睡眠薬だけは使いたくない。</p>

<p>私たちの経験では、どんなにその量を抑えても、よい効果よりは悪い効果のほうが多い。</p>

<p>ましてや、安易に使うと、生活破壊、さらには人間破壊に直結してしまう。</p>]]>
        
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    <title>問題行動の原因を生活の中に探す</title>
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    <summary>内科や精神科の医者が、「呆けると3年もたない」と言うのを何度も聞いたことがあるが...</summary>
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        <![CDATA[<p>内科や精神科の医者が、「呆けると3年もたない」と言うのを何度も聞いたことがあるが、あれはウソです。</p>

<p>Fさん(女性)は、「長谷川式痴呆スケール」だと、立派に「痴呆」にランクされる人だが、老人ホーム在園の20年間の大半は、風邪ひとつひかずに長生きした。</p>

<p>もちろん、何かのデータでは"3年生存率何%"なんて数字が出ており、医師はそれをもとに、講習会あたりでしゃべるのだろうが、現場の私たちには、こんな平均値には何の意味もない。</p>

<p>いま関わっているAさんやBさんに、どうすれば長生きしてもらえるか、ということに意味があるのだから。</p>

<p>Fさんは、元気に長生きした。</p>

<p>本当に風邪もひいたことがなかった。</p>

<p>日ごろも、薬は何もなかった。</p>

<p>ちなみに、老人ホームの老人全員が与薬されているなんていうのは、どう考えても異常です。</p>

<p>何の薬も飲んでない人が半数近くいるのが、普通だと思うのだが。</p>]]>
        
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    <title>創意と工夫で乗り切れ！</title>
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    <summary>もちろん、片麻痺でずっと寝たきりだった人だから、ポータブルトイレに座っているだけ...</summary>
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://bugtech.net/">
        <![CDATA[<p>もちろん、片麻痺でずっと寝たきりだった人だから、ポータブルトイレに座っているだけのバランスカはない。</p>

<p>そこで、ポータブルトイレフレームを使って、体を支えることにした。</p>

<p>でも、Iさんは「座るのは嫌だ」と言う。</p>

<p>「お尻が痛い」と言うのだ。</p>

<p>そのときは季節は春で、お尻がただれてはいなかったのだが、ポータブルトイレの硬い便座が、がまんできないらしいのだ。</p>

<p>「どうしたらいいかねえ」寮母さんはあきらめない。</p>

<p>「車いすなら1時間半くらいは平気で座ってるでしょ。車いす型の便座はないの？」</p>

<p>ある。</p>

<p>「コモードチェアー」といって、シャワーチェアーにもなる商品だ。</p>

<p>だが、便座はポータブルトイレよりもっと硬い。</p>

<p>いすだから安定はよくなるが、お尻はもっと痛いだろう。</p>

<p>「じゃ、車いすのシートに穴をあけて、下にバケツ入れたらどう？」</p>

<p>こうして生まれたのが「車いすトイレ」です。</p>]]>
        
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    <title>「車いすトイレ」の誕生</title>
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    <summary>もちろん、オムツ交換のたびに清拭はするし、車いすで離床している時間を増やしたりも...</summary>
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://bugtech.net/">
        <![CDATA[<p>もちろん、オムツ交換のたびに清拭はするし、車いすで離床している時間を増やしたりもするのだが、治らない。</p>

<p>ついに、毎日入浴することにした。</p>

<p>Iさんの入浴の日でなくても、一番最後にシャワーだけでも浴びてもらうことになった。</p>

<p>でも、治らない。</p>

<p>こうして、毎年7月から9月下旬まで、彼の受難と職員の苦労が続くのです。</p>

<p>さて、私がPTの養成校から老人ホームに帰ってきたころ、寮母さんたちは、「オムツ外し」をめざして頑張っているところだった。</p>

<p>もちろん私もそれに合流し、何とかオムツよりはポータブルトイレ、ポータブルトイレよりはトイレで排泄できないかと、1人ひとりの排泄方法を点検しはじめた。</p>

<p>13年間オムツの中に排便してきたIさんも例外ではなく、2日間排便していないという日には、介助してポータブルトイレに座ってもらい、ふんばってもらうことにした。</p>]]>
        
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    <title>受難と苦労</title>
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    <summary>55歳のときに、脳卒中で重い右片麻痺と失語症になり、なぜか精神病院に送りこまれて...</summary>
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        <![CDATA[<p>55歳のときに、脳卒中で重い右片麻痺と失語症になり、なぜか精神病院に送りこまれて、寝たきりのまま老人ホームに入園してきた、Iさんという男性の話です。</p>

<p>当時、68歳だった。</p>

<p>彼は、尿意はあって、ベッド上で上を向いて寝たまま、手で尿器を股間に入れて採尿していたのだが、便意はわからないのです。</p>

<p>やむなくオムツをして、その中にほぼ2～3日に1回、排便があるという状態であった。</p>

<p>言葉は、ときどき反射的に単語が出るだけだけれど、歌は歌えて、誕生会には童謡の「桃太郎」を延々と歌い続けるという特技をもっている人です。</p>

<p>おとなしい人で、体重が重いため、移動や入浴の介助が大変なこと以外、特に問題もない人なのだが、毎年、夏になると、困ったことが1つだけ出てくるのです。</p>

<p>お尻がただれるのです。</p>

<p>オムツではむれるだろうと、オムツカバーはしないで敷オムツ方式にしてみたのだが、何しろ自分では横を向くこともなく、ずっと上向きになっている人なので、お尻全体が真っ赤にただれ、見るからに痛そうなのです。</p>]]>
        
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    <title>毎日通り慣れた道に注意</title>
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    <summary>合宿免許で免許取得後に問題になってくるのが、毎日通り慣れた道だという点です。 「...</summary>
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://bugtech.net/">
        <![CDATA[<p><a href="http://www.menkyo.co.jp/" target="_blank">合宿免許</a>で免許取得後に問題になってくるのが、毎日通り慣れた道だという点です。</p>

<p><br />
「あの信号のある交差点で左ヘハンドルをきる。50メートル行ったらまたハンドルを左へきる。そのとき左側の交差点のそばに電柱が立っています。これがかなりきついので、いったん右ヘハンドルをきってから左に・・・」という具合に、見なくても考えなくても情景がすっと頭に浮かび、からだが勝手に動いていく。</p>

<p><br />
いわば、日頃の習慣的運転が前面に出てくるようになるのです。</p>

<p><br />
ふだんなら、それで何の問題もない。</p>

<p><br />
しかし、たとえば、電柱のかげに自転車が置いてあったらどうなるでしょうか。</p>

<p><br />
気をつけて運転していれば絶対に気づくものが、習慣的な運転をしている人には、目に入らないことがあるのです。</p>

<p><br />
いや、正確にいうと、習慣化されることによって、目には入っても意識されなくなってしまうのです。</p>

<p><br />
この習慣化は、いったん構築されると、非常に確固としたものになります。</p>

<p><br />
それは、たとえば、朝目がさめると、無意識のうちにトイレに行ったり歯を磨いていたりするようなものです。</p>

<p><br />
だから、少しくらい、いつもと違う情報が感覚器官に入ってきても、その情報はカットされ、無視されたままになって、事故につながりやすいのです。<br />
</p>]]>
        
    </content>
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    <title>ビフィズス菌な何故効果がある？　４</title>
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    <summary>ビフィズス菌は消化器管内の異常発酵による各種アミソ、とくにアンモニアの増加を抑制...</summary>
    </mt:EntryTags></mt:EntryIfTagged>
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://bugtech.net/">
        <![CDATA[<p>ビフィズス菌は消化器管内の異常発酵による各種アミソ、とくにアンモニアの増加を抑制するはたらきがあるので、好んで、肝性前昏睡、あるいは肝性昏睡などの症状に大量のビフィズス菌薬剤が用いられています。</p>

<p><br />
またビフィズス菌は、ガス(二酸化炭素)を発生しないことから、腸内ガス産生を抑制して腸を整えるのにも有効です。</p>

<p><br />
さらにビフィズス菌は、菌体中にビタミン政を大量に含有し、菌体外でもビタミン瓦を合成します。</p>

<p><br />
またアノイリナーゼ産生菌の発育を抑制し、ビタミンBの破壊を防ぎ、腸の蠕動を促進するため、慢性便秘を改善するというわけです。</p>

<p><br />
</p>]]>
        
    </content>
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    <title>ビフィズス菌な何故効果がある？　３</title>
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    <summary>便秘症に画期的な効果が認められているビフィズス菌を説明しようと思います。 ビフィ...</summary>
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://bugtech.net/">
        <![CDATA[<p>便秘症に画期的な効果が認められているビフィズス菌を説明しようと思います。</p>

<p><br />
ビフィズス菌を投与すると、腸内でビフィズス菌がいちぢるしく増殖して、酢酸、乳酸などが多量につくられ、この酸で腸の蠕動が促進されて、便通を正常化するというものです。</p>

<p><br />
この方法を使えば、従来の便秘に使用されていた薬剤のように、腹痛や下痢をおこすことがほとんどなく、自然に生理的な便通をうながすことができるというわけです。</p>

<p><br />
また、多量につくられる酸で、腸内の田を低下させ、病原細菌の増殖を抑制し、腸内細菌叢の異常を是正します。<br />
</p>]]>
        
    </content>
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    <title>ビフィズス菌な何故効果がある？　２</title>
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    <summary>便秘とひと口にいっても個人差があって、毎日排便がなくても、２、３日に１回の排便で...</summary>
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://bugtech.net/">
        <![CDATA[<p>便秘とひと口にいっても個人差があって、毎日排便がなくても、２、３日に１回の排便で十分に満足できれば便秘というわけではありません。</p>

<p><br />
しかし、毎日便通があった人が、２、３日に１回しかなく、十分な排便がないときには便秘といえます。</p>

<p><br />
このように３、４日以上便通がないものを、ふつう便秘と呼びますが、毎日便通があってもきわめて量が少なければ、やはり便秘です。</p>

<p><br />
便秘はそのために苦痛を訴えるときに、はじめて治療の対象としての便秘、すなわち便秘症が成立することになります。</p>

<p><br />
</p>]]>
        
    </content>
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    <title>ビフィズス菌な何故効果がある？　１</title>
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    <summary>私たちの腸内には、約百種類、百兆個くらいの腸内細菌が住みついていますが、その中心...</summary>
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        <![CDATA[<p>私たちの腸内には、約百種類、百兆個くらいの腸内細菌が住みついていますが、その中心となるのは、ビフィズス菌です。</p>

<p><br />
ビフィズス菌は、もうすっかりヨーグルトなどで一般になじみ深いものとなっています。</p>

<p><br />
私たちが健康なときにはこのビフィズス菌のような嫌気性菌が大腸菌の１０００倍もいて優勢を占め、腸内の有害な菌を押えています。</p>

<p><br />
このバランスがくずれると、便秘とか下痢とかいった病的な症状があらわれてくるのです。</p>

<p><br />
先の学校食事研究会の調査では、下痢と便秘をあわせると５０パーセントにも達したそうですが、いまの子どもたち、とくに中学生の、腸内細菌叢(腸内細菌の状態)のバランスがいかによくないかがおかります。</p>]]>
        
    </content>
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    <title>憑依呪術の実例</title>
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    <summary>憑依呪術の実例をあげておきたいと思います。 これによって憑依呪術というものを実感...</summary>
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://bugtech.net/">
        <![CDATA[<p>憑依呪術の実例をあげておきたいと思います。</p>

<p>これによって憑依呪術というものを実感できるでしょう。</p>

<p>例の一つは平安時代のものです。</p>

<p>『源氏物語』「若菜下」に出る紫上が六条御息所の死霊に愚かれる話で、フィクションとはいえ当時の憑依呪術の実状をよく反映しているものと思われる。</p>

<p>原典は長文にわたるので、ここでは山折哲雄氏の要約(「愚霊と除祓1『憑く・愚ける・愚けられる』の三元構造」『日本人の霊魂観』)をさらに切り詰めて掲示することにしたい。</p>

<p></p>

<p>「源氏と紫上が、すでに死んでいる御息所の噂話をすることがあって、まもなく紫上が病に臥す。</p>

<p>護持僧や夜居僧が呼ばれて不断の祈薦や読経が続けられ、不動法を中心とする壇法が行なわれたが、紫上はあっどいうまに失神してしまう。</p>

<p>源氏は、それが物怪の仕業であるとして、ただちにすぐれた験者を集めて加持をさせます。</p>

<p>(略)するとなかなか正体をあらわさなかった物怪が、愚坐の小童にのり移って叫び声をあげはじめ、それをしおに紫上は蘇生した。</p>

<p>小童に駆り移された物怪は、源氏だけに心のうちを明かしたいといって余人を遠ざけ、恨みの言葉を言いはじめます。</p>

<p>(略)源氏は、物怪(＝小童)を一室に封じ籠めて、紫上を別の部屋に移す」</p>

<p>以上です。</p>

<p>ちなみに占いについては、<a href="http://www.e-aine.com" target="_blank">占いはこちら</a>がいいよ！と友人に教えてもらったので行ってみようと思います。</p>]]>
        
    </content>
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    <title>とある昼下がり　５</title>
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    <summary>「どこで降りるの?」と聞く彼女。 「○○で。でも、このバスのライン、初めてなので...</summary>
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        <![CDATA[<p>「どこで降りるの?」と聞く彼女。</p>

<p><br />
「○○で。でも、このバスのライン、初めてなのでよくわからなくて「大丈夫。私がよーく知っているから教えてあげる。任せておきなさい」しばらくたわいない世間話をしていると、シニョーラが言いました。</p>

<p><br />
「もうすぐ停留所よ。さ、降りる用意をして!大きな荷物があるんだから気をつけなさいね」ハッパまでかけられてしまった。</p>

<p><br />
「さようなら、奥さん。お元気でね」</p>

<p><br />
「ありがとう。あんたもね」彼女の顔は、もうノンナではなく、シニョーラそのものの若々しさになっていました。</p>]]>
        
    </content>
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    <title>とある昼下がり　４</title>
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    <summary>彼女はハンドバッグに手を入れ、しきりにまさぐっています。 口紅を探しているようだ...</summary>
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        <![CDATA[<p>彼女はハンドバッグに手を入れ、しきりにまさぐっています。</p>

<p><br />
口紅を探しているようだ。</p>

<p><br />
「おかしいねーえ。どこにいったんでしょう。ちゃんと入れたはずなのに・・・」</p>

<p><br />
「ありますよ、大丈夫!落ちついて、落ちついて。よーく捜してみることですよ」私はもう必死。</p>

<p><br />
なぜなら、もし口紅が出てこなかったら、と考え、不安だったのだ。</p>

<p><br />
せっかく少々気を取りなおしかけた彼女なのに、また「ディスペラータ」の連発が始まるではないか、と案じた。</p>

<p><br />
でも口紅はやっと見つかった。</p>

<p><br />
ホッ・・・、そして、バンザーイ!</p>

<p><br />
ベージュがかったピンクの口紅をつけたシニョーラ。</p>

<p><br />
「どうかしら?」と初めて微笑んだ。</p>

<p><br />
「ステキ!すっかり若々しくなって元気も出てきたみたい。よくお似合いですよ、その口紅」それは真実の発言だった。</p>

<p><br />
バスに乗り込んできたときとは別人のようにイキイキとした顔になっていました。</p>

<p><br />
その後、「ディスペラータ」の眩きは消えてしまったのです。</p>]]>
        
    </content>
</entry>

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    <title>とある昼下がり　３</title>
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    <summary>ちょうど母ぐらいの年齢のシニョーラ。 なんともお気の毒でならず、つい、会話を続け...</summary>
    </mt:EntryTags></mt:EntryIfTagged>
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://bugtech.net/">
        <![CDATA[<p>ちょうど母ぐらいの年齢のシニョーラ。</p>

<p><br />
なんともお気の毒でならず、つい、会話を続けてしまった。</p>

<p><br />
「そんなあ・・・。何か食べなきゃダメですよ。絶対に。睡眠のほうはいかがですか?」</p>

<p><br />
「寝ることは寝てるわよ。でも、薬でね。睡眠薬がないと寝つかれないから」</p>

<p><br />
「奥さん、奥さんなんかまだまだお若いんだから元気を出してください。私の両親なんか、もう70代の半ばに入るところですよ。奥さんはもっとお若いでしょうに」</p>

<p><br />
「うん、そうねえ、70をすぎたばっかりだけど・・・」</p>

<p><br />
ここで老婦人の顔に、ほんの僅かながら血の気が戻ってきたようだった。</p>

<p><br />
「あら、奥さん。おしゃべりをしているうちに気分がよくなられた感じですよ。お顔にも活気が出てきたし」</p>

<p><br />
「そーお?そうかしらね～え。ひょっとして、口紅でもつければもっといいかしら?」</p>

<p><br />
想像だにしていなかった反応に内心驚きながら、「そうですね」と答えました。</p>]]>
        
    </content>
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    <title>とある昼下がり　２</title>
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    <summary>ディスペラータとは「失望した」「絶望的だ」という意味です。 かなりハードな精神的...</summary>
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://bugtech.net/">
        <![CDATA[<p>ディスペラータとは「失望した」「絶望的だ」という意味です。</p>

<p><br />
かなりハードな精神的ショックを受けたときに発せられる言葉です。</p>

<p><br />
あまりの緊迫した状況に、殺気すら感じた私。</p>

<p><br />
彼女の様子を見ていると、今にも倒れんばかりの症状でした。</p>

<p><br />
思わず、尋ねないわけにはいかなかった。</p>

<p><br />
「どうされました?大丈夫ですか?」</p>

<p><br />
「ありがとう。・・・ディスペラータ、ディスペラータ・・・」いけない。</p>

<p><br />
ますます様子がおかしい。</p>

<p><br />
「気分でも悪いんですか?」</p>

<p><br />
「そうなの。わかる?　ディスペラータ・・・」</p>

<p><br />
「Mi　dispiace・・・(I'm　sorry・・・）」</p>

<p><br />
「このところ、ずっと、何も食べられなくてねー。本当になーんにも食べられないんだよ」<br />
</p>]]>
        
    </content>
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